特定非営利活動法人 イージェイネット(Ejnet)

医療業界の就労環境改善や、適正な人材評価が行われるための仕組みづくりをお手伝いします。

Ejnetメルマガバックナンバー・第2号

※本メールはNPO法人イージェイネットの会員の皆様、協賛企業様および
イージェイネットの活動に関わって頂いている方の皆様へお送りしており
ます。このようなお知らせが不要な場合は、お手数ですが文末の事務局へ
ご一報ください。
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◆◇NPO法人イージェイネット メールマガジン第2号◇◆
「時代をリードする医療人が働きやすい病院の作り方、お教えします」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/1/16━━━
◆◇━━━━━━━━◆◇◆今月のニュース◆◇◆━━━━━━━━━◆◇
〔1〕「働きやすい病院とは?」北野病院からのメッセージ
 財団法人 田附興風会医学研究所 北野病院 理事 山岡 義生氏
 (京都大学名誉教授、財団法人 日本バプテスト医療団 理事長)
〔2〕新型インフルエンザ トピックス①
 ~インフルエンザの流行の歴史~
〔3〕イージェイネット会員の活動報告ニュース
 ①第1回北海道男女協働参画会議講演会の実施のご報告
 ②旭川医大二輪草センターに病後児保育室を設置しました
 ③島根大学医学部女性スタッフ支援室HP更新のお知らせ
〔4〕イージェイネットやその他協賛団体の今後のイベントのお知らせ
 ①1月17日13時より、クレオ大阪南にてパネルディスカッション
  「女性医師・医療職のワーク・ライフ・バランス実現に向けて
   ~医療危機の中、課題と対応について~」
 ②ホスピレート(病院評価事業)説明会の日程(1-2月)
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◆日頃はイージェイネットの活動に対し、ご支援・ご協力を頂きまことにあ
りがとうございます。急に冷え込んできた今日この頃ですが、皆様いかがお
過ごしでしょうか。
メルマガ創刊号発刊以降、各地域で取り組まれている先生方からの直近の活
動報告や、イージェイネットへの応援メッセージを続々と頂いております。
今号では、すでに働きやすい病院として先進的に取り組んでいる大阪の北野
病院理事の山岡義生先生から「働きやすい病院」についてのメッセージをお
届けします。
では早速イージェイネットのメルマガ第2号をお届けいたします!
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〔1〕「働きやすい病院とは?」 働き甲斐のある病院

医師として働く意味を、医師自身がある程度認識しておくべきであるとする
のが私自身の考え方である。生活を維持するための生業としてなのか?人の
命にかかわるところに意気に感じてなのか?命に直接的でなくても、社会貢
献的な意味を持つのか?それぞれの個性が決めるもので「ねばならない」こ
とではない。
「働きやすい」場所と感じるのは個人の感性によるところで、同じ職場・仕
事量でも「にくい」人もいる。
北野病院においては、これを「働き甲斐のある病院」に置き換えてみた。北
野病院に採用された医師の多くは、人の命に関与して仕事をしている実感を
持てることと知的欲望をある程度満足しない限り「甲斐」があるとは判断し
ていない。
イージェイネットからの提案に対して、ホスピレート認定を受けることにし
たのも、女性を支援する観点と言うよりは、男女平等、適切な評価による待
遇が院内で実行できる一つの「しくみ」と考えたからである。
時まさに、人事考課(患者さん相手の能力、チームワーク、研究成果など)
を導入して医師の年俸制に入った年でもあった。
効果としては、医師の応募者に優秀な女性が増加したのにとどまらず、看護
師の応募者も増え、こちらが選択できる段階にまでなった。さらに、院内の
人事において多くの分野でフレックス勤務が取り入れられるきっかけにもな
った。
このような提案をきっかけに、たとえば、病児保育の開始にあたって多くの
分野の人が共通に話し合い、結論に導くことが必要であったが、このような、
ひとつのテーマに対して分野の異なる人たちが意見を交換し結論に達する過
程そのものが、結果として「働きやすい場所」に導くことになったと考えて
いる。
財団法人 田附興風会医学研究所 北野病院 理事 山岡 義生氏
京都大学名誉教授
財団法人 日本バプテスト医療団 理事長
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 〔2〕新型インフルエンザ トピックス① ~インフルエンザ流行の歴史~

昨年12月に、厚生労働省の検討結果より、新型インフルエンザのワクチンの
中高生接種回数が1回に決まり、小学生高学年のお子さんや中高校生、65歳
以上の高齢者の方への接種も各地域で始まりましたね。
1月8日に発表された厚生労働省のまとめによると、昨年11月末の段階では、
全国の医療従事者の約160万人(当初は100万人の見込み数)、また優先接種
者である基礎疾患のある人は対象者約900万人のうち約198万人、妊婦は約10
0万のうち約21万人、1歳~小学3年生までの子ども約1千万人のうち約24万人
が接種を受けており、12月末までに推定約1650万人が接種を受けたそうです。
これまでワクチンの供給遅延や不足が心配されていましたが、無事に優先接
種対象者で接種希望の方へワクチンが接種できる環境が整備されて、まずは
一安心です。
(むしろワクチンが余るような地域もチラホラ出てきてるようですが…)
一方で、昨年の秋から冬にかけての急激な新型インフルエンザ患者の増加
ピークは過ぎたものの、段々と年齢層の高い方への感染者が結構出ているよ
うですので、気を抜かずに対応したいところです。
この新型インフルエンザについては、再度過去の歴史をひもといて振り返り
ながら、イージェイネット的視点からおさらいしたいと思います。
◆◇インフルエンザ流行の歴史◆◇
インフルエンザウイルスは、歴史的なパンデミック(世界的大流行)を繰り
返し引き起こしています。中でも有名なものは、1918~1919年のスペインか
ぜ、1957年のアジアかぜ、1968~1969年の香港かぜ、1977年ソ連かぜ、の4
つです。
今回は、その中でスペインかぜ、アジアかぜについてご紹介したいと思いま
す。
◆◇かぜとインフルエンザの違い◆◇
日本語では慣例的に「かぜ」という用語を使っていますが、英語では当然、
“Spanish Flu” など「flu=インフルエンザ」に相当する単語を伴います。
日本では「かぜ」と「インフルエンザ」がしばしば混同して使われがちです
が、厚生労働省のポスターに「インフルエンザは、かぜじゃない」という標
語がありますように、原因となる病原体が違いますので、疾病概念としては
っきり区別すべきものです。
海外では、かぜ(普通感冒)は ”(common) cold”、インフルエンザは “f
lu (あるいはinfluenza)” であり、「fluにかかっちゃった」と言って出勤
すると「なぜ出勤したんだ!」と怒られ、「coldで熱が出たので」と言って
休暇をとると「それぐらいでなぜ休むんだ!」と非難される、というのは有
名な話ですよね。
◆◇スペインかぜについて◆◇
1918~1919年のスペインかぜは、世界中で罹患者約6億人、死亡者約2,300万
人の大惨事を引き起こしたといわれています。全世界に渡って各地でほとん
ど同時に、爆発的に流行が発生し、まさに類をみないパンデミックであった
ようです。
第一次世界大戦でドイツが敗退した理由の1つは、スペインかぜであったと
も言われています。スペインかぜは日本でも流行し、大正7年~9年まで3波
にわたる流行が観察されています。
第1波による罹患者数は約2,100万人、当時の全人口5,500万人の約4割でした。
第2派の罹患者数は約240万であり、第1波と比べると少なくなったものの、
致命率が高い点が注目されました(患者100人対の死者数:第1波で1.22人、
第2波で5.29人)。第3波まであわせると、罹患者数約2,300万人、死亡者数3
8万人であり、すさまじい状況であったと考えられます。
実は、スペインかぜ流行時は、病原体としてのヒトインフルエンザウイルス
がまだ発見されていませんでした。初めて発見されたのは1933年であり、イ
ンフルエンザ研究の歴史に画期的な年であったといわれています。
1957年のアジアかぜは、1933年のインフルエンザウイルス発見以来、現在ま
での間で、最大の流行であり、規模でみてもスペインかぜに次ぐものとなっ
ています。流行を引き起こしたウイルスは、1957年2月に中国大陸を起源と
して出現し、4月には香港に到達して流行しました。日本には5月に侵入、5
~7月に第1波、9~12月に第2波の流行を起こしました。
歴史的な大流行を引き起こしているインフルエンザウイルス。次回は、この
ウイルスの特徴について御紹介したいと思います。
記事担当 藤川 愛(監修:福島 若葉(イージェイネット会員))
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〔3〕イージェイネット会員の活動報告ニュース
◆イージェイネット会員等の近況の活動報告です。
今回は、北海道小児科男女共同参画会議(エゾモモンガ会)事務局の星井桜
子様から講演会の実施報告と、旭川医大の山本明美様から病後児保育室の設
置報告を頂きました。どちらもちょうど北海道地区から相次いでのご報告で
す。お二人ともご報告ありがとうございます。今後も益々のご活躍を応援し
ています!
また、既にイージェイネットのホスピレート認定を受けて頂いている島根大
学医学部では、女性スタッフ支援室ホームページが更新されたご報告を頂き
ました。皆様も、ぜひ一度覗いてみてくださいね!
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【活動報告①】第1回北海道男女協働参画会議講演会を実施しました!
北海道小児科男女共同参画会議(エゾモモンガ会) 事務局の星井です。
このたび、昨年11月21日に『第1回北海道小児科男女共同参画会議講演会』
(エゾモモンガ会) を開催いたしました。
記念すべき特別講演としては、札幌医大60年の歴史で初めての女性教授であ
る藤宮教授より、仕事に燃え、輝いて生きるコツを伺いました。以下プログ
ラムです。藤宮教授のお許しを得て、スライド添付いたしましたのでご覧い
ただければ幸いです。
http://www.ejnet.jp/topics/09pdf/091208.pdf
第1回北海道小児科男女共同参画会議(エゾモモンガ会)講演会
【日時】 平成21年11月21日(土)
【場所】 かでる2.7大会議室(札幌市中央区北2条西7丁目)
◆開会&総会
北海道小児科男女共同参画会議 会長 うめつ小児科院長 梅津 愛子先生
◆教育講演 「日常診療と免疫不全症」
北海道大学大学院医学研究科 小児科学講座 教授  有賀 正先生
◆特別講演 「人を愛し、仕事を愛するフルコース人生のすすめ」
札幌医科大学医学部解剖学第2講座   教授 藤宮 峯子先生
●星井桜子様(イージェイネット会員)
国立病院機構 西札幌病院小児科
北海道小児科男女共同参画会議(エゾモモンガ会) 事務局

【活動報告②】旭川医大二輪草センターに病後児保育室ができました!

旭川医大二輪草センター(復職・子育て・介護支援センター)の山本です。
昨年11月に武曾恵理先生に旭川医大でご講演いただき、病後児保育の必要性
を病院長に説いてくださり、そのおかげで昨年12月24日から学内に病後児保
育室を定員3名でスタートすることになりました。
下記HPで詳細をご紹介しています
今後は病院長も当院がはたらきやすい病院の機能評価を受けることに積極的
ですので、さらに働きやすい病院であるように活動してまいりたいと思いま
す。今後とも情報交換のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
●山本明美様(イージェイネット会員)
旭川医大復職・子育て・介護支援センター 副センター長

【活動報告③】島根大学医学部女性スタッフ支援室HP更新のお知らせ

島根大学医学部女性スタッフ支援室ホームページが更新されましたので お
知らせします。島根県医師会男女共同参画フォーラムの共催報告、医師会勤
務医部会などでの実績報告その他です。
●内田伸恵様(イージェイネット会員)
島根大学医学部 がん放射線治療教育学
附属病院 放射線治療科
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〔4〕イージェイネットやその他協賛団体の、今後のイベントのお知らせ
◎明日17日の13時よりクレオ大阪南で、パネルディスカッションが実施されます。
もしお近くにお住まいの方でご都合がつきますようでしたら、ぜひご参加ください。

①<大阪府:講演会・パネルディスカッション>
●クレオ大阪南 パネルディスカッション
「女性医師・医療職のワーク・ライフ・バランス実現に向けて
 ~医療危機の中、課題と対応について~」
【パネリスト】
大阪府医師会理事     中川 やよい(イージェイネット会員)
北野病院研究所副所長    武曾 恵理(イージェイネット理事)
ファルメディコ株式会社  狭間 研至(大阪大学 呼吸器外科医師)
コーディネーター     瀧野 敏子(イージェイネット代表理事)
【日時】 2009年 1月17日(日) 13:00~17:15
【場所】 クレオ大阪南 大阪市平野区喜連西6丁目2番33号
【受講料】無料
【詳細】詳細はこちら↓
    クレオ大阪南「今すぐ申し込み!セミナー・講座一覧」をご覧ください

②<ホスピレート(病院評価事業)説明会>
●2010年1月~2月の予定
(1)1月26日(火)13時~14時   イージェイネット東京事務所
(2)1月29日(金)14時~15時   イージェイネット大阪事務所(分室)
(3)2月23日(火)13時~14時   イージェイネット東京事務所
(4)2月29日(金)14時~15時   イージェイネット大阪事務所(分室)
【詳細】http://www.hospirate.jp/eve/071017.html

*********<♪NPOイージェイネット 事務局よりお知らせ♪>************
昨年12月にイージェイネット創刊号を発刊させて頂きましたが、イージェイ
ネットへの激励メッセージを続々と頂きました。この場をお借りして日頃よ
りイージェイネットを応援して頂いている皆様に、厚く御礼申し上げます。
イージェイネットは、日本全国あるいは海外にても、活動を続けている仲間
の情報交換のハブになりたいと考えています。会員の皆様の各地域における
地道な活動を、今後も支援していくとともに、メルマガやブログ等を通じて、
積極的に情報発信させて頂きたいと思っております!
イージェイネット会員の皆様で「現在こんな活動をしています」等、お知ら
せしたい近況報告がありましたら、ぜひ事務局にご一報下さいませ。
また今後も、当NPOのホスピレート認証を実際に受けている病院より教えて
頂いた「働きやすい病院づくり」のポイントなど、参考になる情報をお届け
していく予定です。今後ともNPO法人イージェイネットの活動にご支援くだ
さいますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
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NPO法人イージェイネット http://ejnet.jp/
特定非営利活動法人 イージェイネット
(女性医師のキャリア形成・維持・向上をめざす会)
NPO法人イージェイネットブログも更新中!
このメルマガに対し、ご意見・ご感想・ご質問等がありましたらメルマガ担当
の藤川までご連絡をお願いします。
(お問い合わせ先 ejnet-office@umin.ac.jp メルマガ担当藤川)
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*宛先変更・配信停止はejnet-office@umin.ac.jp までお願いします。また
本メールに返信はできませんのでご注意ください。
 
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